あゝ 幸せのジンギス日記

 ここでは、東京ジンギス倶楽部でおこなったジンギスカン宴会の模様を日記風に紹介したいと思います。ひとが美味しいものを食べてるのを見れば、自分も食べたくなってくるもの。
さぁ、みんなも今週末はジンギスカンに決まり!


伝説の「パオ」でラムしゃぶ初体験 1999年12月

 年末、BBSで情報を入手した東中野の「包/ぱお」に突撃。「包/ぱお」は、ウッディーな建物やモンゴルテントなどが寄せ集まってそれぞれ店になった、不思議な一角にあるモンゴル料理店です。
知る人ぞ知る存在でしたが、区画整理で立ち退きに。本場モンゴル風のラムしゃぶが食べられるとのことで、閉鎖直前に訪ねてみました。ちなみに、東京ジンギス倶楽部HP開設の話が出始めたのはこの頃。
(記/最高顧問 霜野)

パオ入り口





 入り口付近。場所は東中野の駅を出て山手通りに出
て、横切ったらすぐのところ。山手通りの拡幅工事で
消滅することに……。

パオ店内






  店内のようす。竹と革?でできた、
まさにモンゴルテントそのまま。


ラムしゃぶ




初体験のラムしゃぶ。スパイスがきい
たたれが辛い! ビールが進みます。
こうして食べます





 お肉はあっさりとしてておいしくいた
だけました。しんちゅうのなべに白滝が
はりつくのには難儀しましたが……。


会長、男度胸の屋内ジンギス 2000年1月

 1月中旬、東京ジンギス倶楽部会長jingis氏がBBS上で自宅ジンギスカンを宣言、F_SIMMとlamuoは耳、いや目を疑いました。ジンギスカン好きの我々でも、自宅内でジンギスカン鍋を囲む勇気はなかなかありません。それも冬の閉め切ったマンション内で。今まで何度か屋内で強行したことはありますが、そのたびに強い残り香が何日間も部屋に充満し、ジンギス好きの我々でさえいささかうんざりしたものです。加えてjingis氏の妻はけっこうな羊嫌い。前におこなったときもその後強くなじられていたはずなので、自分から言い出すとは……。きっと勢いで口にしたのだとは思いつつ「武士に二言はないだろうな!」と強く迫って実現の運びとなったのでした……。

以下、jingis氏による実況リポートです。カセットコンロで


 ここの通販案内でも紹介されている「なみかた」
さんで購入した肉を囲んで、東京ジンギス倶楽部
3名+アルファが集合。
 買った肉は地物ラムもも肉、オーストラリア産ラ
ムもも肉(テムジン)、オーストラリア産ラムショ
ルダーの3種類。いずれも冷蔵の生肉。それにおま
けで付いてきた熟成一口ラムステーキ。
 肉の色は、地物が赤味が強く、オーストラリア産
はもう少し赤味が弱い桜色。
 いずれもかなり新鮮そうで美味しそうな肉です。
さっそく食べてみましょう。
地物ラム

 まずは地物から・・・・・・美味い!
肉はあくまでも柔らかく、ラムの匂いがほとんど
ありません。
 あまりジンギスの好きではない妻や、特別参加
の友人もこれはラムというよりも肉として美味い!
・・・といっていました。
 ただし、我々ジンギス好きにしてみると羊肉の
味わいが弱く、ちょっと物足りません。
テムジン

 つぎにテムジン。・・・
 これはさっきよりもやや歯ごたえがあるものの、
じゅうぶんに柔らかい。ラムの匂いは多少強くなっ
ています。一切れの厚さは5ミリ。
 ジンギスにはこっちの方が合っていると思います。
これまた美味い美味いと、アッというまに肉が無く
なってしまいました。

 そして次はラムショルダー。ラムショルダー
 脂身が一番多い分、ラムの香りが一番強いように
思います。でも、嫌な匂いじゃない。羊肉好きには
嬉しい匂いです。これもやはり柔かい肉ですね。と
ても美味しくいただきました。
 最後におまけの一口ラムステーキを食べたのです
が、これは賛否両論。美味いと手放しで喜ぶ人もい
れば食感がレバーみたいでいやだ、という人もいま
した。僕は、味つけがさっぱりしていたので美味し
く食べました。
 同封されてきたジンギスカンのタレはコショウの
効いた見た目味噌ダレ風。ただし、ジンギスカンに
はもうちょっと酸味があったほうがいっぱい食べら
れると思います。
 途中で北海道から取り寄せた「ワダカンたれ
(ジンギスカンからくち)」というタレに替えて
食べました。

 ラムにしては送料なども含めると、ちょっと割高な感じもしますが、(1.2kg+おまけで¥5.134)どれもこれも皆柔らかくて美味しい肉で満足しました。
 あまり羊肉好きでない人も参加するようなキャンプや集まりでなら、この肉は十分に喜んでもらえると思います。ただし、ジンギスカンが好きで好きで…という人にはちょっと物足りないかも。(特に地物は)次回はテムジンなどの他に、今度は冷凍マトンも買ってみようということになりました。

それにしてもしばらくは部屋がジンギス臭いんだろうな・・・。

宴会後記:やはり充満したジンギス臭。しかし不思議なことに次の日になるとすっかりにおいがなくなって、奥さんにもひんしゅくを買わなかったそうです。やはりクセの少ない生肉ばかりだったので、残り香もマイルドだったということでしょうか……。(記/最高顧問 霜野)


諏訪の不思議ジンギス鍋 2000年2月

 会長jingis氏が長野へ帰省の折りに見つけて、ふと入ったジンギス屋さんでの一こま。信州ではあちこちでジンギスカンが盛んなようです。伊那市では「ローメン」といって、羊肉いりのラーメンや焼きそばなどもあるそうです。

以下、jingis氏による実況リポート。

 先週末、信州は諏訪というところに行ったんですが、驚いたことにジンギスカンも食べさせる焼き肉屋がけっこうありました。
 そのなかの塩尻峠にある「縁結」という店に入ったんですが、肉は冷凍ラムもも肉で、厚みが5〜6ミリ。辛口の下味がちょっとついていて、さらにそれをタレをつけて食べるという、ちょっと独特な食べ方。タレは酸味のないジンギスタレという味でした。

 焼き肉との兼用なので鍋は厚い鉄板で、やや外側に傾斜していて油溜まりがついています。
 変わっているのは鉄板の中央にお湯の入った小さな鍋がついていて、野菜を普通に鉄板で焼いてもよし、お湯で茹でてもよしということでした。
 肉はやや硬いものの、嫌な臭みはなく、美味しく食べられました。野菜と肉が結構なボリュームで一人前650円とリーズナブル。地元の人に聞くと、こんな店が諏訪地方にはけっこうあるそうです。
(記/最高顧問 霜野)

ラム一人前








これで一人前650円だから安いやね。


不思議な形のなべ





 
これが鍋。ちょっと外側に傾斜がついていて、
はじっこの油溜まりに油が流れるようになって
います。
 真ん中にはお湯が入っています。

こんな感じで食べます



 
こんな感じで食べます。野菜は茹でてもよし、
焼いても、たまった油で揚げたような感じにし
てもよし、肉はしゃぶしゃぶ風にしてもよし、
って感じですかね。(実際には肉は厚切りなん
でしゃぶしゃぶ風にはならないけど・・・)


東京ジンギス倶楽部、東京ジンギスカンへ 2000年2月

 ホームページまで開設している先鋭的ジンギスカン専門店、東京ジンギスカンへ現地視察。お店は上野忍ばずの池を望めるところにあって、「プレ・サレ」として有名なアイスランド産のラムを自慢にしています。店内はウッディーな雰囲気で、ランプの照明がいい感じ。おしゃれで清潔な雰囲気なので、若い女性を連れていっても抵抗はなさそうです。
(記/最高顧問 霜野)

ラム肉




 
ラムは1人前800円。肉はこのほかラムチョップ
(2本/800円)だけの直球勝負。メニューはほか
に野菜盛り合わせ、ごはん、サラダなど。

七輪で焼く





 
本格的な七輪+穴あきジン鍋。プレ・サレは噂
にたがわずクセが無く美味。特にラムチョップは
肉に塩味がついているのがよく分かり、独特の風
味を味わえます。


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